明秀日立がPK戦の末に勝利

 後半開始直後にゲームが動く。41分、明秀日立はCKからDF5菅野一葵(3年)のシュートのこぼれを拾ったMF8柴田健成(3年)が左足シュートをゴール右隅に沈め、先制ゴールをゲットした。

 明秀日立はその後も55分にFW10竹花龍生(3年)がボックス内から右足を振ると、58分にはCKから菅野がヘディングシュートと2点目を目指し相手ゴールに迫った。対して追いつきたい帝京は主将のMF8砂押大翔(3年)がアクシデントで負傷退場。準々決勝進出へ暗雲が立ち込める。

 しかしこの帝京のピンチを途中出場のFW9宮本周征(2年)とFW13土屋裕豊(3年)が救う。高い位置で相手ボールを奪った帝京はボックス左から宮本がシュート。GKが弾いたところを土屋が押し込み同点に追い付いた。

 

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▽第103回全国高校サッカー選手権大会
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