
明治学院 vs 日体大荏原
先制を許した日体大荏原だったが、「立ち上がりで自分たちが失って難しい状況になってしまった。でも心に余裕はあった」とキャプテンDF3濱松隼佑が振り返った通り、さらに攻撃を分厚くして猛反撃に出る。「ファーストタッチをミスってしまった。ディフェンスも気になったしゴールは見えなかったが、打たないとゴールにはならないので感覚で打った」とはFW14大森功誠。37分、ゴール前の混戦から最後は相手DFを反転で交わして大森がゴールネットを揺らし試合を振り出しに戻した。
一気に突き放したい日体大荏原だったが、後半は明治学院も前への意識が高まり、また守備ではキーマンの里へのマークを徹底。それでも何とか勝ち越したい気持ちが、日体大荏原の攻撃のスピードを加速、「単純に攻撃が速過ぎました。滅茶苦茶トップスピードでやってるのでそれはミスもしますし。もう歩けよと思いました(笑)」と指揮官も苦笑い。結局、双方とも時間内での決着がつかず、勝負はPK戦に突入する。
▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)

