日体大荏原GK平出豊

 PK戦は先攻が日体大荏原で後攻が明治学院となった。1人目はともに成功するも、日体大荏原の2人目が失敗。以降は両校キックを成功させ、迎えた勝負の5人目。「絶対自分が止める。次に繋げよう、繋げたいっていう気持ちで挑んだ」と振り返るGK1平出豊が渾身のPKストップ。このストップで流れを呼び込むと日体大荏原は6、7人目が成功。そして迎えた8人目。止めれば勝利が決まる場面でも「相手がちょっと焦りを感じていると思った。逆の方向に指差して相手を誘った」と平出は落ち着いていた。そして見事にキックを阻止。かくして日体大荏原がPK戦を7-6で制し、激闘に終止符を打った。

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▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)