「我慢すること」を貫いた正則学園が日体大荏原を破り関東大会予選出場権を獲得

正則学園集合写真
2月22日、令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)第4地区の準決勝(代表決定戦)がNICHIBUN SAKURA FIELDで行われ、日体大荏原と対戦した正則学園が2-1で勝利し、決勝に駒を進めると同時に関東大会予選の地区代表を決めた。
「この1週間、我慢させることを徹底的にやってきた。選手たちがきっちりとその作戦を遂行してくれた」。試合後の麻田裕生監督の第一声には満足感が漂っていた。
試合は前半から「東京で一番楽しいサッカー」を目指す日体大荏原が巧みなパスワークから試合を優位に進める。これに対し正則学園は「よく頑張ってチャレンジとカバーをしてくれた」と指揮官を唸らせたDF4大川泰明とDF19清水皓斗が最終ラインを統率し前半を無得点に抑える。エンドが変わるとベンチから響く「入りだぞ、入り」の掛け声にギアを一段上げた日体大荏原は43分、FW9赤松翼が、49、54分にはFW20窪田論楽がゴールに迫り、徐々に得点の香りが漂いはじめる。
▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)