「気づき」から見つけた自分たちの「強み」 都立高島が保善相手に5発快勝

都立高島イレブン
2月9日、令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)が都内各地で行われた。東京朝鮮中高級学校で行われた第3地区の準々決勝では保善と対戦した都立高島が5-1で勝利を収め、準決勝に駒を進めた。
「自分たちより格上な相手でも自分たちのプレーができた。みんな最後まで戦いきれてよかった」と、この日見事なハットトリックでチームを勝利に導いたFW9谷屋将明も手応えを感じたように都立高島が80分間自分たちの持ち味を発揮した。
前半、個人技とパスワークを駆使し試合を優位に進める保善に手を焼いた都立高島。「自分が絶対気持ちを落としちゃいけないので、常に周りに声をかけて、ディフェンスラインを常に高く保つことを心がけた」とDF5小宮雅楽が振り返る通り、徐々に試合を落ち着かせると31分、ミドルエリアで相手ボールを奪った谷屋が自ら持ち込み先制する。勢いに乗った都立高島は直後の33分にはDFリーダーの小宮が追加点を上げると前半終了間際の39分には谷屋が再びパスカットからゴールを奪いリードを広げた。
▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)