筑波大附 vs 立教池袋

 するとハーフタイムに「相手がブロックを引いてきてる中でそこにロングボールを放り込んでどうする?それは今までやってきたウチのサッカーの形じゃない。ディフェンスラインと中盤の選手でしっかりと回して、相手を吊り出してから縦パスを差し込んでいこう」と指揮官に檄を入れられた立教池袋イレブンは、後半に入るとすぐさま答えを出す。

 42分、左サイドからのCKをキャプテンのFW9吉岡尚哉がドンピシャで合わせて先制すると、48分には「前半から相手のキーパーが結構前に来るので狙っていた」通りミドルゾーンでボールを奪った吉岡がぽっかりと口を開けたゴールに放り込み2点目。勢いに乗った吉岡は59分にもFW7山本悠太のラストパスを押し込みハットトリックを達成。その後も終始攻め続けた立教池袋が3-0で快勝した。

▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)