『自分たちの形』を取り戻した立教池袋が20年ぶりの都大会へ。キャプテン吉岡尚哉がハットトリック

歓喜の立教池袋

 3月15日、令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)第2地区の準決勝(代表決定戦)が学習院グラウンドで行われ、筑波大附と対戦した立教池袋が3-0で勝利し、決勝に駒を進めるとともにに関東大会予選進出を決めた。

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 「練習でしっかりと積み重ねてきた形が、時間が進むにつれて徐々に出てきて、それが得点に繋がった。非常に良かった」と山崎翔太監督が評したように、苦しみながらも試合の中で『自分たちの形』を取り戻した立教池袋が20年ぶりに都大会を勝ち取った。

 序盤からシンプルに両サイドの背後を狙い攻勢を見せた筑波大附。それに対し立教池袋も試合途中で脱臼を負いながらも「とにかく気持ちで戦った」DF11鈴木朝日や「グループでしっかり連携を取った」クレバーな守備を見せたDF10白川楓太ら最終ラインが的確に対応、カウンターを仕掛ける。しかし、アップダウンを繰り返した前半は、互いに決定的なシーンを作れず、スコアレスで折り返す。

▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)