12月28日に開幕する第103回全国高校選手権に2年連続6度目の出場を果たした堀越は、前回大会ベスト4のメンバーが5人健在。CB森奏や主将の右SB竹内利樹人(ともに3年)ら4人の守備ラインに加え、ボランチ渡辺隼大(3年)は全員が4強の経験者で、守備力は相当に高いはずだが前半だけで3点も失ってしまった。

 攻めても複数の効果的なパスがつながらず、相手の出足の速さと厳しいプレスに本来の攻撃が展開できなかった。選手権予選5試合で8得点のエースFW三鴨奏太(2年)が、今大会1回戦で負傷離脱したことも影響したようだ。

 今秋の全国高校選手権千葉予選で準優勝した日体大柏は、後半に入っても攻撃の手を緩めずゴールを狙い続けた。17、22分にFW込山康斗(2年)が惜しいシュート。失点した後の32分、三橋のシュートはGKに阻まれたが、これで得た右CKから決定的な4点目を奪取する。

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