堀越 vs 日体大柏
沼田が遠いポストに送ると岡崎が強烈なヘディングシュート。小泉がバーに当たったこぼれ球を右足で押し込んだ。
日大藤沢との1回戦で3得点・1アシスト。この日も2得点・1アシストと大活躍した184センチの小泉は、「キープ力とどんな形からでも点を取れるのが自分の強み。選手権予選では3年生に恩返しできなかったので、この大会は絶対勝ちたかった。うれしいです」と笑顔を振りまいた。
堀越は後半21分から森奏を前線に上げて戦況打開を図った。30分、MF小川稜太(1年)のパスがゴール前で混戦となり、素早く反応した森奏が決めたものの、その後はビッグチャンスが訪れずに完敗した。
日体大柏の根引謙介監督は、柏レイソルとベガルタ仙台でプレーした元Jリーガーだ。就任4年目で目標のひとつを達成し、「2チームとも簡単な相手ではなかったが、自分たちからアクションを起こし主導権を握るうちらしい戦いができた。選手がピッチで躍動してくれました。選手権予選で学んだものも出せたと思います」と悲願をつかみ取って喜びをかみ締めた。
(文・写真=河野正)
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)
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