興國B イレブン
スコアレスで後半を迎えると、先にスコアを動かしたのは興國B。47分、中盤でボールを奪いショートカウンターからFW7地道碧(3年)が抜け出しネットを揺らす。さらに直後の49分には、FW19上村海琉(2年)がGKの頭上を抜くミドルシュートを決めて連続ゴール。勢いが止まらない興国Bは70分、左でパスを受けたFW9白石湊(3年)がカットインシュートでニアサイドを狙うと、これも見事にゴールに収まった。
興國Bが3-0とリードを広げ、勝負は決まったかと思われたが、ここから追い込まれた奈良クラブユースが反撃に出る。それまでの3トップからFW10川井大地(3年)とFW関口智也(2年)のトップ昇格コンビの2トップにシステムを変更。直後の74分にFKのこぼれに反応した川井がゴール前で押し込み1点を返すと、80分には自ら得たPKを川井がしっかり決めて1点差。それでも残り時間を耐え抜いた興國Bが3-2で逃げ切りに成功した。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)
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