
奈良クラブユースFW植田翔太
県1部リーグ所属の奈良クラブユース に対し、阪南大高はプリンス関西1部リーグに所属。格上と言える相手に対し、勝利をあげる原動力となったのは、まだ高校入学前のルーキーFW99植田翔太(新1年)の一撃だった。
中学時代は関西屈指の強豪街クラブとして知られるRIP ACE SCでプレー。プレミアリーグに所属する強豪校やJリーグのアカデミーからも誘いを受ける中、「一番自分がプロになる近道はどこかと考えたら奈良クラブだった。練習参加した時に自分のストロングポイントと苦手なところを同時に良くできると思った」。
チームに合流したのは昨年12月。まだ3か月ほどしか先輩たちとともにプレーしていないため、チーム戦術を理解しきれていない部分もあるが、練習試合では度々、ゴールをマーク。本職はトップ下だが、「興國時代に指導したRIPの先輩である樺山諒乃介とか宮原勇太とはタイプが違って、一人で何人も抜いてゲームを決めるようなプレースタイルではないけど、毎試合点を取る。シュートが上手い」(内野智章監督)との理由で、3トップの真ん中としてプレーする。
▽第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ