
決勝ゴールを決めた川和MF11東島颯希
勝つには勝った川和だが2、3点と追加点が取れる試合だったと言える。気温4℃、北北東2メートルの寒空のもと「気合いを入れるため」と半袖でプレーしたFW5朝長将太(1年)をワントップに、FW9鈴木快(2年)、そしてドリブル、パス、キック3拍子揃ったFW8松村侑輝(2年)が流動的に動きながら、サイド、中央と横浜瀬谷を圧倒。特に前半は多くCKのチャンスを作り、バー直撃の惜しいシーンがあったが、どうにも決まらなかった。先制し迎えた後半も、攻めてはいるが、決められない、はがゆい内容となった。
それでも攻め続ける川和は後半34分、右サイドを突破した途中出場のMF16宇田歩太(2年)のクロスが相手選手の手に当たり、PKを獲得。しかし、「いつもより蹴るタイミングが早かったかもしれません。浮かすつもりが、浮かし過ぎました」(MF10小野海太(2年))と振り返った通り、大きく枠を外してしまいPK失敗。もったいない幕切れとなった。
▽令和6年度神奈川新人戦(新人選手権大会)
令和6年度神奈川新人戦(新人選手権大会)

