厚木北がバリエーション豊かな攻撃サッカーで光明相模原を一蹴

決勝ゴールを決めた厚木北MF9上更家晴希
1月12日、令和6年度神奈川新人戦(新人選手権大会)北相地区予選シード決定トーナメント2回戦が同地区の2会場で行われた。座間高校グラウンドの第2試合では、光明相模原と対戦した厚木北が1-0で勝利を収め、関東大会2次予選の第3シード決定戦に進出した。
試合前「今年はちょっと元気が良いチームなので楽しみにして下さい」渡邊浄仁監督が笑顔で口にした通り、厚木北がこの時期としては完成度の高い攻撃的なサッカーを魅せた。
光明相模原ボールのキックオフで幕を開けた一戦は厚木北のMF9上更家晴希が右サイドでの抜け出し、MF11原大斗がドリブルの推進力と両ウイングが機能し徐々にペースを掴んでいく。19分にはミドルゾーンからのパスに抜け出した上更家がシュートを放つが、ここは相手DFのブロックで得点にはならず。27分には、左サイドの上更家が大きく逆サイドの原にサイドチェンジ。原は巧みなトラップからファーポストギリギリのシュートを狙うがボールは僅かに左へ。更に32分にはFKをMF7高橋大地がヘディングで合わせるがGKの正面をついてしまう。結局、前半は厚木北がペースを掴みながらも得点を奪えず、勝負は後半へと持ち越される。
▽令和6年度神奈川新人戦(新人選手権大会)
令和6年度神奈川新人戦(新人選手権大会)