浦和レッドダイヤモンズユース vs 京都サンガF.C. U-18

 序盤はそうした浦和ユースの想いが感じられる試合展開で、判断よくボールを動かしながらMF14井上大輝(3年)、19深田京吾(2年)の両翼によるサイドアタックや、来季からのトップチーム昇格が決まっているFW9照内利和(3年)の抜け出しを引き出していく。

 最初の決定機は前半9分。DF33田中義峯(1年)が自陣から入れたクサビから井上が前を向いてゴール前にスルーパス。照内がゴール前に走り込んだが、先にGK21本多敦(2年)に対応された。14分にはMF22松坂芽生(3年)がDF裏に入れたボールに井上が反応したが、再び本多の牙城を崩せない。

 17分には右サイドでボールを持った井上の大外をMF6和田直哉(2年)が追い越してクロスを上げることで右CKを獲得。ゴール前に入れたボールの折り返しをDF24田中一信(2年)が頭で合わせて、浦和ユースが先制した。

▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2024プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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