我慢の時間を乗り越えると後半40分には加地、天野と繋いで左サイド高い位置に展開。走り込んだMF14大倉慎平(3年)がゴール前にパスを送ると、ゴール前にこぼれたボールを安藤が押し込み、2-0でタイムアップを迎えた。

 夏の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)優勝に続く難易度の高いミッションを達成したG大阪ユースの選手たちが試合後に見せたのは充実した表情。後輩たちは先輩たちが残してくれた舞台でどこまで躍動できるか期待される。「プレミア復帰というガンバ大阪は伝統があってプレミアにいるべき存在で、それだけの技術がある。後輩たちも技術があって結構強く、プレミアで優勝できるチームだと思っている。後輩たちにプレミアの舞台を残せたので後は勝ってもらうだけ」。安藤の言葉通り、プレミア復帰後でもどん欲に頂点を狙っていく。

(文・写真=森田将義)

▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2024プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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