近大和歌山 vs 近大新宮(写真＝森田将義)

　対する近大新宮は近畿大会で準優勝となった昨年のチームから大幅にメンバーが変わったが、後ろから繋ぐスタイルは変わらず。ただ、「近大和歌山をリスペクトし過ぎた」(塩﨑統夫監督)ため前半は思い通りに前進できなかったが、強度になれた前半の終盤からMF6前田琉成(2年)を中心としたボール回しで、攻撃にリズムが生まれ始める。

　左は確かな技術を見せたMF23土岐光希(1年)がポイントとなり、右は「ノリと勢いがあって、一番元気がある子」(塩﨑監督)というDF17山田聡太(2年)が思い切りの良い攻撃参加を披露する。後半11分には山田の右クロスをニアでFW山口爽良(1年)が合わせたが、相手DFに当たってCKに。19分にはエリア中央で得たFKをDF10湊谷尚三(2年)が直接狙ったが、惜しくも枠の外に逸れた。

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