
和歌山北 vs 初芝橋本(写真=森田将義)
「今年は近大和歌山から全部のタイトルを取り返したい。新人戦、インターハイ、選手権の3冠全てを取りに行く気持ちでいます」。昨年から試合経験を重ねたDF4西真那人(2年)の言葉通り、初芝橋本の選手はリベンジに対する想いは強かったが、この日はそうした気合が空回り。「キャンセルせず、“とにかく行かなければ”になっていた」と振り返るのは阪中義博監督で縦に急いだせいで攻撃が単調になっていた。
それでも前半13分には右サイドを抜け出したMF8児島由汰(2年)がゴール前にパスを入れるとニアに走り込んだ金森がダイレクトで合わせて先制に成功。1トップの金森にシャドーの児島とFW19伊田星豪(1年)が距離感よく絡む攻撃は相手にとって効果的で、15分には金森が左サイドでルーズボールを拾ってゴール前にパス。伊田がフリーで合わせたが、GK17芝﨑涼真(1年)の好セーブに阻まれた。
▽令和6年度和歌山新人戦(新人選手権大会)
令和6年度和歌山新人戦(新人選手権大会)

