まず24分、FKのクリアボールを左サイドで拾ったボランチ丹下隼輔(2年)が強烈な右足シュートを放ったが、GK長濱にパンチングではね返された。29分にも左サイドMF目黒大心(2年)の左クロスをFW小林響(2年)が打ったものの、これも決められなかった。昨秋の全国高校選手権予選にも先発した主将のアンカー鈴木淳ノ介(2年)が、正しい展開の読みから左右に好パスを散らしたが、無得点に終わった。
後半に入っても埼玉平成のペースは変わらず、31分に今村の右からのパスを預かった新田がゴール左隅に沈め、36分には中村が新田のパスを蹴り込んで駄目を押した。
埼玉平成の浦田尚希監督は「新チーム最初の公式戦ですし、トップチームの試合に初めて出た選手もいたので動きが硬かったですね。早い時間に先制できて良かった」と快勝スタートを喜んだ。
▽令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)

