
聖望学園 vs 武南(写真=河野正)
新型コロナウイルスによる大会中止を挟み、2連覇中の武南は先発の陣容に1年生が5人名を連ねた。1回戦で同点、逆転ゴールをアシストした1年生のMF渡辺悠は、軽いけがのため大事を取ってベンチ入りしなかった。
武南はボランチの小山一絆(1年)が中列後方からドリブルで持ち上がり、トップ下で主将の有川達琉(2年)とのコンビネーションから崩しの形を狙った。
昨季の県1部リーグ(S1)覇者で初優勝を目指す聖望学園は、トップ下を担当する主将の田中翼(2年)がパスとドリブルで攻撃陣をリード。長いボールと外からの速い展開で、1トップの前住渚有(1年)をターゲットにして得点をうかがった。
前半は両チームともこれといった見せ場がなく、武南は32分に1トップの塚田恵斗(1年)がDFにブロックされた決定的なシュートを放っただけ。聖望学園は相手の守備を切り裂く形に持ち込めず、シュートを1本も打てなかった。
▽令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)