決定的なチャンスのなかった西武台だが、前半22分に中央やや右の23メートル付近でFKを得ると、広瀬が豪快な一撃をゴール右上に沈めて同点とした。
これで勢いとペースを引き込んだ西武台は26、30分に吉田が強シュートを放って相手守備陣を慌てさせれば、36分には杉山の左クロスに合わせた太田のヘディングシュートは右ポストをたたく。しかしこの1分後、今度は右から上げた杉山の最終パスを太田が右足で蹴り込んで決勝点を奪った。
後半6分に広瀬の縦パスを預かった太田が、ドリブルで持ち込んでゴール左に決めた3点目が大きかった。太田は1回戦から4戦連続ゴールを決め、通算7点をマークした。39分には2人に囲まれていた広瀬が、右から斜めに進撃して4点目を蹴り込み、追加タイムにも広瀬の左クロスを受けた途中出場のFW今野翔(2年)が、続いて大量点を締めくくった。
▽令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)

