
準優勝に終わった学法石川イレブン
準優勝に終わった学法石川稲田正信監督は「1つ(ボールを)取れたらまたその精度とか、ボール奪ってからのところは、まだまだうちはこれから」と語る通り、前半積極的にボールを奪えたまでは良かったが、そこから正確なプレーでゴールにつなげられなかったことを悔やんだ。それでもこの時期強豪尚志と試合ができた経験は大きい。「尚志以外のチームには勝ちきることもできましたし、この新人戦で尚志とやれて、またプリンスで対戦できて2ヶ月に1回くらい本気でやれるのは彼らにとって成長の材料だと思うんですよね」と今年はプリンスリーグ東北に復帰したこともあり、尚志と対戦できる機会が多いこともプラスに捉えていた。
この試合も気持ちのこもったシュートブロックを見せるなど、気迫の守備を見せたキャプテンDF石野裕也(2年)も「自分たちの縦に速いところは通用していたと思います。ここで4試合できたのはとても良い経験です」と語る。プリンスリーグ東北や今後県高校総体や選手権でもライバルとして立ちはだかる尚志との対戦を通じて、さらなる成長を目指す。
(文・写真=小林健志)
▽第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会
第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会