「小室さんのために」準決勝から選手総入れ替えの尚志が学法石川との福島県勢対決制し、全員で連覇達成

優勝した尚志イレブン

 第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会は2月3日、Jヴィレッジにて最終日を迎えた。午後に行われた決勝はピッチ3にて福島県1位の尚志と、福島県2位の学法石川が対戦し、2年連続の福島県勢対決(昨年は尚志と帝京安積が対戦)となった。尚志は1回戦新屋(秋田県3位)に5-0、2回戦青森山田(青森県1位)に4-1、準決勝東北学院(宮城県2位)に2-0で勝ち上がった。一方の学法石川は1回戦致道館(山形県2位)に1-0、2回戦野辺地西(青森県2位)に延長戦の末2-1、準決勝山形中央(山形県1位)に1-0で勝ち上がった。

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 尚志は昨年同様準決勝と決勝で先発メンバーを総入れ替えして臨んだ。一方の学法石川はこの3試合ほぼ固定したメンバー中心で臨んだ。そうしたこともあり、前半は学法石川がペースを握る。経験の少ない選手が多い尚志相手に強度と切り替えの速さで上回り、MF小高陽葵(2年)やFW豊島光稀(2年)らがいくつか決定機をつくるが、惜しくも決め切れない状況が続く。

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▽第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会
第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会