3点目を決めたMF二階堂。前半ベンチから戦況を見るなか、初日同様、チームの堅さを感じていた。そこで起きてしまったCKでの失点。「追いつかなければならない展開。やってやろうという気持ちでピッチに入りました。とにかく前からガンガン行こうと」そう心に決め、見事ゴールを決めた。また2アシストのMF小島は「前半は全然、自分のペースではなかったです。ビルドアップのクオリティが低く、思い通りのプレーができませんでした。後半、チームメイトが詰めてくれたりといい形で得点ができました」と快勝に顔をほころばせた。

 前半は圧倒していたFC東京U-18にとって、前半終了間際の失点はその後のゲームに響きかねない痛いものだったはず。しかし、後半、見違えるような内容と結果。これはハーフタイムに何かあったはず。

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▽第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー