
大阪産大附vs大阪桐蔭
ただ、試合はそう簡単に進まない。臨機応変にポジションを変えるFW10住友颯太(3年)を中心とした前の3枚を警戒していたが、警戒しすぎるとラインが下がり過ぎて相手に自由を与えてしまう。できるだけラインを上げようとしていたが、立ち上がりは会場の雰囲気に緊張する選手が多く、動きの堅さが見られた。すると、前半15分には左サイドを抜け出したMF27山本準正(2年)のパスを、MF26山上隼翔(2年)が決めて大阪桐蔭が先制した。
失点を機に大産大附属はラインをきちんと上げられるようになると長短のパスを使い分け、大阪桐蔭のゴール前に入って行く場面が出てきた。26分にはMF3西尾祐哉(3年)が後方からPAに入れた浮き球のパスにMF2村田桜己陽(3年)が反応。巧みなコントールから打ったシュートが、ゴールネット揺らした。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選

