対する奈良は、「相手がどうこうではなく、いつもと変わらず、相手を見てプレーしようと思っていました」(舟山)。舟山とMF89正司珀天(新3年)、MF50中村京生(新3年)のトライアングルにFW99植田翔太(新1年)を加えた4人が相手を見ながら、流動的にポジションを変えてパスを繋ぎ、サイドからチャンスを演出。34分には舟山から、左のFW79宮城龍(新3年)にボールが入るとスピードに乗ったドリブルでゴール前に入っていったが、前に出たGKに阻まれ、0-0で前半を終えた。
後半は開始わずか12秒で三浦がゴール前に抜け出し、阪南大高が先制したが、直後の後半1分には右サイドでボールを持った植田にカットインから技ありなシュートを叩き込まれ同点に追い付かれた。そこからは午前の四学大香川西戦から大きくメンバーを変えなかった阪南大高の運動量が低下。反対に奈良は午前と午後でメンバーを総入れ替えした影響もあり、主導権を握る時間が増えた。それでも1点が遠かったが、試合終了間際に高い位置でボールを奪った舟山がそのままゴールネットを揺らし、奈良が逆転に成功。2-1の勝利となった。
▽第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ

