ビハインドを背負って迎えたハーフタイム。低調なパフォーマンスに終わった選手たちに、小笠原資暁監督が語りかけた。
「全ての局面でメンタル的に劣勢にまわってるぞ」
球際で競り負け、攻撃でも消極的な姿勢が目立った前半の出来に対し、アグレッシブに戦うことを指揮官は求めた。すると、後半は選手たちが奮起する。
怯まずにボールにアタックし、強度の高い守備で自分たちの時間を増やす。攻撃でも前線の選手が積極的に動き、良いタイミングでボールを引き出した。シャドーのMF今井宏亮(3年)、MF寺村智晴(3年)と最前線のFW仲山獅恩(3年)が流動的にポジションを入れ替え、果敢にゴールへ迫った。しかし、肝心なゴールが奪えない。すると、74分に小笠原監督が動く。4枚替えを決断し、フレッシュな選手を投入して状況の打開を図った。
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