0-1で折り返した浦和ユース。逆転勝利のキッカケはハーフタイムにあった。

 キーワードは「矢印を合わせる」

 キャプテンマークを巻いたMF7和田は「後半から前に圧力をかけて、ゴールを取りにいくぞという考えでした。取らないと勝てないので、同じ矢印を向いて点を取りに行けたのがよかったです」と言えばFW40中村は「攻撃も守備もうまくいかないなか、ハーフタイムではチームみんなで話し合ってしっかり前に矢印をむけていこうと」そう語った。

 矢印を向ける。この場合はより前に仕掛け攻撃的にいくこと。失点の多い浦和ユースにとってはある種、賭けだが、やらざるを得ない。そのためベンチは後半に向け警告を受けた前線2人を下げ、2枚の交代カードを切り、より前への圧力を強めた。

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