川崎フロンターレU-18 vs 浦和レッズユース

 後半立ち上がり、双方が行きかう展開のなか、後半18分、途中出場のFW11ステンパー ルカ 大翔が追加点を挙げると、21分、MF14小川尋斗のパスを受けた途中出場のMF6藤井漣祐が自ら運んでシュートを決めると、さらに34分CKからDF5楠田のヘディングがクロスバーに直撃。この跳ね返りをMF6藤井が押し込み、浦和ユースを引き離し、勝負を決定づけた。

 ホーム・等々力で快勝した川崎U-18森勇介監督は「点を取られてももう一回、取りに行く。1点取られても大丈夫と思えるメンタリティーが成長しました」と話すように、前半、追いつかれながらも後半に引き離せたのはまさしくチームの成長。

 そんななか後半、怒涛の3ゴールのキッカケとなったのが後半11分での3枚替え。森監督は「スペースがあれだけあるのにシンプルにボールが入らず、パスの質も悪かったので、配球能力のある選手、元気な選手、パワーのある選手を入れました」と狙いを明かしたが、これが功を奏した。パワーのあるFW11ステンパー ルカ大翔。配球能力のあるMF6藤井と合わせて3得点と采配ズバリとなった。

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