鹿島アントラーズユース vs ヴィッセル神戸U-18(写真＝矢島公彦）

　3冠達成か。それとも初制覇か。

　高円宮杯U-18サッカーリーグプレミアリーグ2025ファイナルが12月21日、埼玉スタジアム2○○2で行われ、EAST王者・鹿島アントラーズユース(以下・鹿島ユース)とWEST王者・ヴィッセル神戸U-18(以下・神戸U-18)が対戦した。

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　両チームともに攻守の切り替えが速く、中盤の主導権争いが続き、なかなかシュートを打てる状況が続いた。しかし前半25分過ぎから鹿島ユースがベースを握り始める。29分、MF6大貫琉偉が、31分にはMF14中川天蒼がミドルシュートを放ちと押し気味に進めたが、神戸U-18の安定した守備に阻まれた。そして前半37分、FW40吉田湊海の斜めのクロスを受けたMF10平島大悟が相手DFの動きを見ながら冷静に蹴り込んで鹿島ユースが先制。さらに40分にはFW15髙木輝人がシュートで迫り、鹿島ユース優勢で前半を折り返した。