鹿島アントラーズユースMF10平島大悟(写真=矢島公彦)

 追いかける神戸U18は後半11分にセットプレーのチャンス。キッカーMF6藤本陸玖が放ったボールをDF4原蒼汰が頭で合わせ、同点に追いつく。勢いに乗った神戸U-18は 18、19、20分と立て続けにCKのチャンスを得て、徐々に押し返す。24分には左サイドからMF10濱﨑健斗がシュート。26分、途中出場のFW9渡辺隼斗のパスからMF8瀬口大翔がシュートとチャンスを広げた。一方、鹿島ユースも後半32分、左クロスにFW40吉田がヘッド。これがポストに弾かれ、惜しくも決まらず。

 双方、攻め合うなか45分、神戸U-18 カウンターからMF8瀬口がシュートを放すも決まらず。前後半1-1で終了し、10分ハーフの延長戦に突入。

 鹿島ユースが主導権を握り、攻勢を強めたが、崩せず、1-1のまま、PKでの決着に。双方3人目まで進み、1人ずつ失敗して迎えた4人目。先攻の鹿島ユース、後攻の神戸U-18とともに失敗。2-2で迎えた5人目。鹿島ユースが成功するも神戸U-18が外してしまい、試合終了。

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