準決勝に進出した武南イレブン(写真＝会田健司)
一方、川口市立は「前半は相手をリスペクトし過ぎてしまった」と試合後に岩井厚裕監督が振り返ったように全体が引いてしまい、奪った後のパスも繋がらずに防戦一方。守護神のGK1高梨結生(3年)のファインセーブもあり、なんとか序盤を無失点で凌いだが、それもハーフタイムまでは持たなかった。
攻め続ける武南は26分に先制点。田中の縦パスでボックス左に侵入した渡辺が「縦(の仕掛け)が上手くいかなかったので、切り返したら相手を上手く抜けたので」とマークを外し、右足でゴール右隅にシュートを突き刺した。
試合の均衡を破った武南はその直後、今度はボックス右から八百川が相手DF2枚の間を抜く左足シュートでゴールに流し込み追加点。両WGの連続ゴールでリードを2点に広げ前半を終えた。
▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
