帝京は29分に1トップの宮本周征(3年)、38分に杉岡が強シュートを放ったものの、2本ともGK岡村泰志(2年)の好守に防御された。
1点を追う帝京は後半4分、左SB永野太一(3年)の左クロスを右2列目の髙橋佳汰(3年)がヘッドで合わせたが、GKの正面を突いた。
一方の大宮は8分に左24メートル付近でFKを獲得。田中がゴール前に入れたボールは誰にも触れず、ワンバウンドしてゴールに吸い込まれ、これが決勝点となった。
大宮はここから攻勢の時間帯に入った。13分に右CKからエドワード、19分はFW野口蒼流(3年)、25分に神田、29分に交代出場したMF小坂真聖(2年)らが決定打や惜しい一撃を打ったが、決め切れなかった。1点を返されていた追加タイムにも、左SB藤原朝日(3年)が左から決定的なシュートを放ったが、これもネットを揺すれない。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 関東1部
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