新潟明訓 vs 松本山雅FC U-18

 試合が動いたのは39分。新潟明訓はMF小嶋逢朋(3年)が左サイドを突破して左足でファーへクロス。逆サイドから走り込んだMF渡邉優太(3年)がヘディングで中央に折り返すと、最後はゴール前に走り込んだ鈴木快が相手GKの左脇を抜けるコントロールショットを沈め、先制点を奪った。

 チームの今季第1号ゴールを決めた鈴木快は、「両ウイングが左右に振ってくれたお陰で相手の視線がボールに集まり、フリーになれた。そこを抜け出すのが自分の得意の形。うまくいった」と振り返った。

 エンドが変わった後半も主導権は新潟明訓。常に相手陣地に押し込んで時計の針を進める理想的な展開に持ち込んだ。だが、松本山雅U18も堅守で応戦。ペナルティーエリア内への進入は簡単には許さない。

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