ジリジリとした展開が続いた75分。松本山雅U18が一瞬の隙を突く。途中出場のFW益本璃來(2年)が左クロスをゴール中央で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 その後は両チーム選手を入れ替えながら勝ち越しを狙うが、試合は1-1のまま終了。開幕戦は勝ち点1を分け合った。

 ホームでリードを追いつかれドロー発進となった新潟明訓の坂本和也監督は、「まだまだ。もっと走らないといけないし、もっと闘わないといけない。攻撃のレパートリーも増やしていかないと厳しい」と課題点を挙げたが、前半のゲーム運びについては「昨年の全国を経験した選手もいる。バタつかず、落ち着いて対応できる場面も目立った」と好感触も掴んでいた。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 北信越1部
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