藤枝明誠イレブン

　12月6日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 東海の第18節が各地で行われた。藤枝総合運動公園サッカー場では藤枝東と藤枝明誠による“藤枝ダービー”が行われ、2-0で藤枝明誠が勝利を収め残留を決めた。

【フォトギャラリー】 藤枝東 vs 藤枝明誠

　キックオフ直後から気迫で押し込んだのは残留がかかる藤枝明誠だった。6分、カウンターでMF7藤田志瞳が持ち上がり、FW27渡貫暖へ決定機を運ぶパスを供給。ここは藤枝東がしのいだが、藤枝明誠の勢いは続く。9分、左サイドで得たMF10大石然一郎のショートCKからDF2阿部竜杜が浮き球でゴール前へ。DF17山本陸駆が競り勝ち、そのまま押し込むようにヘッドで叩き込んだ。「うまくポジションを取れてボールが来そうなところに飛び込めた」（山本（陸））自画自賛の一撃で幸先よく先制点を奪った藤枝明誠は14分、MF13磯川友のドリブル突破からの折り返しを渡貫のヘッド。これはキーパーに阻まれるもセカンドボールを山本の左足と畳み掛け、藤枝東ゴールを脅かす。