1-1で迎えた延長戦、日大豊山が息を吹き返す。前半4分にFKからDF4瀧川廉(3年)が巧みなバックヘッドを決め、同10分にはCKからオウンゴールを誘発してリードを広げた。

 しかし、2点ビハインドの東京成徳大高が意地を見せる。延長後半4分、鮮やかなパスワークからFW11吉田琉惟(3年)が正確なポストプレー。そこに反応した途中出場のMF12伊神陽生(3年)が強烈ショットでネットを揺らした。

 東京成徳大高の諦めない姿勢も素晴らしかったが、逃げ切った日大豊山が3-2で勝利。死闘を制し、2回戦進出を決めた。

(文・写真=志水麗鑑)

▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選