大成 vs 早稲田実業
しかし午後から強風が吹き出した影響もあり、大成は丹念にボールをつないで持ち上がる攻撃ができず、つなぎのパスでミスが目立った。相手の出足の良さもあり、なかなか決定機に結び付くような崩しのパスが入らないでいた。
3-5-2を形成する前回ベスト8の早稲田実業は、昨季からのレギュラーCB前田竣汰(3年)を軸とする堅ろうからスピーディーな攻めを展開。マイボールにすると素早くサイドにボールを回し、小野寺栄斗、大庭翼（ともに3年）の両ウイングバックが攻め込んできた。
敵陣深くにまで進出する回数は早稲田実業に分があったものの、こちらも相手の堅ろうに手を焼き、ビッグチャンスを迎えるだけの好展開に持ち込めなかった。
▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選
