
関東一 vs 明大明治
両チーム、PK戦が脳裏をかすめるなか、DF宮崎は「正直、来るかなと思いました。そこで決められて、勝ち切れてよかった」と安どの表情を浮かべた。
小雨の降るなか、100分間の死闘は7:3で関東第一が優勢にゲームを進めた。個人技と連係、長短、斜めのパスを駆使しがら、中央、サイドと執拗に狙い、セットプレーからとシュートの雨を降らせた。
取材ノートには関東第一のチャンスシーンばかりが書き込まれた。ただ、ため息が出るほど、1点が遠かった。
攻守の起点となったボランチMF佐々木は「ブロックを敷いた守備なのでほとんどスペースがなく、縦パスがうまく刺せませんでした。そのためコンビネーションもうまくできず、チャンスが作れませんでした」とぶ厚い守備に悩まされた。
▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選