
成立学園 vs 都立狛江
主導権を握りながらビッグチャンスを迎えられなかった成立学園だが、前半18分に決勝点となる先制ゴールをものにした。松本が左を突破して鋭いクロスを配給すると、MF小川叶翔(2年)が巧みなヘディングシュートを決めた。32分にも右SB野原翔空(2年)の縦パスから、FW川﨑颯(2年)が強烈なシュートを放ったが、相手GK麻生瑞木(1年)のファインセーブに防がれた。
狛江はボールを奪って左右に展開するまではできていたが、その後のアプローチや最終パスが思うようにいかず、いい形でフィニッシュまで持ち込めなかった。前半39分、小林の蹴った右CKを遠いポストから右ウイングバックの箕浦健介(2年)がヘッドで合わせたが、GKの正面を突いて得点できなかった。
成立学園は後半開始から二人の2年生ボランチに代え、中西智哉と須藤漣士の両3年生を起用。山本健二監督は「相手が多用していたロングボールに対し、もっと中盤を落ち着かせたかった。ボールを失う場面も見られたから」と説明した。
▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選

