高い位置でのボールを奪取を狙いながら、MF30田中優翔(1年)とMF34野口魁斗(1年)のダブルボランチを中心に自陣からボールを動かす広島に翻弄されたが、DF19小山新太(3年)を中心とした5バックが冷静に対応し、シュートまで持ち込ませない。
奪ったボールを素早く前方に運ぶと前半10分にはMF5間野喬伍(3年)、FW10三村樹矢(3年)と繋いで、FW7矢島琉衣(3年)がシュート。13分には後方から入れたロングボールのこぼれ球を間野喬が狙ったが、得点には至らない。29分には中盤に落ちてボールを引き出した三村のスルーパスから、矢島がゴール前を抜け出し、シュートを放ったがGK16野呂海斗(3年)のセービングに阻まれ、CKとなった。
31分にも左クロスから打った矢島のヘディングシュートが枠の上に逸れるなど決定機を生かし切れない場面が続いた玉野光南だったが、前半終了間際の45分には歓喜の瞬間が訪れる。後方からのフィードを矢島が競り合うと、こぼれ球をMF9本山珀虎(3年)が決めて、1点リードで試合を折り返した。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 中国
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 中国

