飯塚イレブン

 後期初戦のこの日は、県内のライバルである飯塚が相手。「福岡ダービーなので負けられないのもあったのですが、飯塚とは今季プリンスは引き分けで選手権予選は負けていた。必ずここで1勝して、正式を五分にして選手権予選に挑みたかった」(福田)。

 前期を6位で折り返した飯塚にとってもこの日は負けられない一戦。強度高く試合に入ると前半7分には右サイドの高い位置でボールを奪ったFW99塚本一咲(3年)がそのまま仕掛けて、ゴール前にパスを入れるとMF77古畑魁斗(3年)がシュート。直後の8分にも左サイドを抜け出した塚本が中にボールを送り、こぼれ球を古畑が狙ったが、得点には至らない。

 立ち上がりこそ飯塚に飲み込まれたものの、前半の半ばからは福田とDF5堀口凌我(3年)を中心にピッチの幅を使いながらテンポよくボールを動かした東海大福岡がゲームをコントロール。生まれた相手エリアのスペースを突いて、見せ場を作りだす。

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