風を嫌い、風を味方にした東海大相模が自らのスタイルを体現し横浜創学館を零封
東海大相模イレブン
4月20日、令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選2次予選が県内2会場で行われた。日大藤沢NFグラウンドの第2試合では、準々決勝が行われ、横浜創学館と対戦した東海大相模が2-0で勝利し、5月4日に開催される準決勝に進出した。
「ウチの選手たちの特徴を活かすなら、やっぱりグラウンダーで足元から足元へ持っていかないと良さが出ない。後半は特にそこを徹底したので、しっかりと相模のサッカーができてよかった」と有馬信二監督の言葉通り、自分たちのスタイルを体現した東海大相模が4強を勝ち取った。
朝から続く強風でコーナーフラッグが激しくはためく中、開始4分のFW11青木颯人のシュートを皮切りに5回の決定的チャンスが訪れるもいずれもモノにできなかった東海大相模。対する横浜創学館も16分のCKをグラウンダーで蹴り、走り込んだ2人にスルーさせ3人目に打たせる奇襲を企てるが、放ったシュートは僅かにバーの上を通過。互いに見せ場を作ったものの、前半はスコアレスのまま終了、勝負は後半へと持ち越される。
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▽令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選
令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選