1-1のままPK戦突入かと思われた追加タイム、浦和は相手ハンドの反則からPKを得ると、中村がGKの逆を突いて右に決勝点を蹴り込んで決着した。

 ペナルティーエリアの外から左足で、低い弾道の先制点を決めた和田は「予選では同じ形からパスを選択してアシストしましたが、今日は打ってやろうと思いました。右利きですが左のほうが余計な力が入りません」と笑顔で先制弾を振り返った。

 3人兄弟の末っ子。長男は西武台で活躍し、二男は流通経大柏で昨年度の全国高校選手権準優勝メンバーだ。「自分は1年生だが、プレミアリーグでどれだけできるかチャレンジの年にしたい」と意欲を示した。

▽第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル