
決勝ゴールを決めたMF濱野歩純
市立浦和は後半開始から5人を入れ替え、昨年から攻撃の主力を担うFW嶋田秀太朗やMF山崎倖汰(ともに3年)らを投入。だが思ったような攻めの形を構築できず、試合は相手のリズムで進んだ。
佐野日大は後半13分、DF槻岡日向汰(新3年)が投じた右ロングスローを起点に、CB小林大輔(新3年)の強シュートが右ポストを直撃。1分後にMF古川莉大(新3年)が際どいシュートを放ち、19分にも古川が右から打った鋭い弾道の一撃が左ポストに弾かれるなど、決定機の数では佐野日大に分があった。
そんな流れの22分、市立浦和は嶋田が左から斜めのパスを上げると、濱野が右足で上手にコントロールし巧みな右足シュートを蹴り込んで決勝点。土壇場でやや劣勢の試合をひっくり返した。
▽第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル