東海大相模 vs 東海大高輪台

 東海大相模は昨年度の第103回全国高校選手権で、初出場ながらベスト4進出。当時のレギュラーは、主将のCB塩田航央と左SB石井龍翔(ともに3年)の2人だけだが、全国選手権準決勝に途中出場したFW戸川昌也(3年)をはじめ、個の力量が高い選手がそろっている。

 4-2-3-1の東海大相模は立ち上がりから速くて的確な攻撃を展開する。開始20秒、右2列目の青木颯人(3年)が右を突破してクロス。戸川が逆サイドからヘッドで合わせたが、DFが奇跡的にクリアした。4分には、左2列目の山本翔生(3年)が蹴った右CKのボールをトップ下の野村虎秀(3年)がヘディングシュート。わずかに左へそれた。

 攻勢を続けていた東海大相模は12分、戸川の右クロスから山本が先制点を蹴り込むと、この2分後にも山本は青木の右からの斜めのパスを右足で巧みにトラップし、左足で連続ゴールを決めた。

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▽令和7年度関東高校サッカー大会
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