東洋大牛久イレブン

 無得点で前半を終えた武南は、後半開始からMF八百川尚輝(2年)を投入して右2列目に配置。関口が左に移動した。渡辺を前線で起用し2トップに切り替えて得点を狙った。

 後半6分、関口が左から進出し強烈なシュートを打ったがGKにパンチングではね返される。攻勢を強めながらも決定的な崩しの形をつくれないでいたが、32分にようやくゴールを奪った。渡辺が関口の右からの最終パスを右足ダイレクトで打ち、ゴール左隅に決めた。

 34分には八百川がFKを直接狙い、絶好のコースに飛んだもののDFに当たってノーゴール。1-1のまま延長に突入すると、前半4分の塚田のヘディングシュートも6分の渡辺の右足シュートも決まらずPK戦決着に持ち込まれる。

 両チームとも4人目がそろって失敗。先行の武南は5人目が決めたが、東洋大牛久は2人続けて枠を捕らえられず、武南が4-3で制した。

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▽令和7年度関東高校サッカー大会
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