
MF6中澤駿斗(早稲田実業)
昨年の早実は5バックで守備を固め、ロングボールやセットプレーで得た1点を守り切るサッカーだった。しかし今季は様変わり。今回も同じ5バックだが主体的なサッカーに変貌している。
MF中澤は「今年はチームとして前から行くサッカーを目指しています。前からプレスを掛け、奪ってからのショートカウンターが増えているので、自然と攻撃のシーンが増えています」と説明すれば、主将のMF8竹内太志(3年)は「昨年は上級生が少なく、2年生(いまの3年生)が試合に出ており、個の力で対抗できなかったので、ゴール前でしっかり守るサッカーをしていました。守るベースはありますが、自分たちの代になり冬と春の合宿、そして新人戦とボールを前に運んで、アクションを起こすサッカーをしています」といきさつを語った。
守る早実から攻めに出る早実へ。ブロック決勝ではPK戦で勝ち上がった明大八王子と対戦する。
(文・写真=佐藤亮太)
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選

