修徳イレブン

　修徳は首尾よく2点したものの、やはり岩倉の守備に手を焼いた。

　主将MF14澤田琉偉は「難しい戦いになるのはわかっていましたが、その通りの試合でした。狙いとして相手の体力を削るようにボールを動かしました。しかし前に行ける縦パスが少なく有効的にボールを動かせませんでした」とやりづらさを語った。

　守備もさることながら、岩倉は序盤から徹頭徹尾、多用したロングボール、ロングスローの精度が時間の経過とともに徐々に高まっていく。

　そのなか2、3度とピンチを救ったGK1廣田大和は「前半はハイボールをうまく処理できていましたが、後半は(セットプレーの場面で）前に出るのが少し怖くなってしまいました。案の定、失点シーンは前に出られましたが、出られずにやられてしまいました」と話せば、MF澤田も「(相手の)スローイン、セットプレーは怖かったです」といかに脅威だったことがわかる。それでも点差を考えた割り切った戦い方で修徳は凌ぎ切った。

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