帝京 vs 早稲田実業

 後半9分、左サイドから進入したFW久保がやや遠い位置から思い切りよくシュート。早実GK1山本士文、決死の横っ飛びも届かず、2得点目。勢いを増す帝京は23分にはFW9宮本周征が、後半40+5分にはキャプテンマークを巻いたMF7加賀屋翼が追加の4点目を挙げ、試合を締めた。

 勝った帝京の藤倉寛監督は「先週は『今季最高』と言いましたが今回は今季最低じゃないかと思える試合。それくらいやりづらさはありました。早実さんらしく真っ向勝負の戦い方をしたので、かみ合わせは悪かったです」と快勝でつかんだ全国出場の切符にも淡々と、そしてどこか消化不良さを抱き、答えた。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選