苦しみながらの圧勝ゲームを見せた帝京だが、早実も後半25分、決定機を作るなど、点差ほど悪い内容ではなかった。そこには帝京の守備陣の頑張りがあった。
早実FW霜田とバトルを繰り広げたDF高橋は「センターバック、サイドバックの最終ライン4枚で声をかけあいながら、守備をはがされてもカバーできるように準備をしました。その結果、ゼロで抑えられました」と無失点の要因を語った。たしかに抜かれても次が、さらに次がと絶え間なく、かつ執拗な守備が活きたといえる。
前回の試合同様、帝京イレブンからは迷いや焦りは一切、感じられず、とにかく落ち着いている。そこには藤倉監督のマネージメントが活きている。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選


